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Accountant’s Opinion
Accountant’s Opinion(監査意見)とは、監査人が企業の財務諸表等を監査した後、表明する意見のこと。監査の結果により、以下4種類の監査意見が存在する。
訳 | 内容 | |
unqualified opinion | 無限定適正意見 | 財務諸表等が会社の実態を適正に示している場合に表明する。 |
qualified opinion | 限定付適正意見 | 一部に不適切な事項があるが、財務諸表等全体に大きく影響がなく、それを除けば会社の実態を適正に示している場合に表明する。 |
adverse opinion | 不適正意見 | 財務諸表等全体に大きく影響を与える不適切な事項があり、会社の実態を適正に示していない場合に表明する。 |
disclaimer | 意見不表明 | 重要な監査手順が実施出来ない等、財務諸表等が適正かどうか判断出来ない場合、監査意見を示さない。 |
『adverse opinion(不適正意見)』、及び『disclaimer(意見不表明)』を表明された場合、財務諸表等の適正さが保証されないため、上場廃止基準に抵触する可能性がある。
Accrued interest
利付債を売買する時に、「前回の利払日の翌日から受渡日まで」の日数分(経過日数)に該当する利息額を買い手が売り手に支払う。この支払利息を、Accrued interest(経過利息)と呼ぶ。
万が一経過利息が支払われないとすると、売り手は保有期間分の利息を得ることが出来ずに損をしてしまうため、売り手と買い手で保有期間に応じて利息を公平に分割している。
債券の買い手は、経過利息を含めない債券価格(clean price)に経過利息(accrued interest)を足した価格を支払う。
dirty price(full price of bond) = clean price + accrued interest