金融機関で望ましいスコアは900点以上
TOEIC(トーイック)とは、英語能力を測る世界共通のテストのことで、読む力・聞く力を測る「TOEICテスト」と話す力・書く力を測る「TOEIC Speaking&Writing」があります。うち、金融機関を始めとする多くの企業が、英語能力の指標として「TOEICテスト」を重視しています。
結論から言うと、金融機関で出世を目指すには、TOEIC900点以上を取ることが望ましいです。
TOEICの点数が入社や昇進の条件になっている企業も多いですが、同僚と差を付けるには求められる指標以上に成果を出すことが必要です。
また、TOEICの高得点を取れることが英語で仕事が出来る能力がある訳ではありませんが、
- 英語の読む力・聞く力の基礎的能力がある
- 目標に向かって努力出来る
- 海外赴任、海外留学、インターン等を目指している
という3つの点を上司や人事にアピールすることができ、結果として出世・キャリアアップのチャンスが広がります。
加えて、書店にはTOEIC対策本が溢れており、またオンライン英会話で気軽にTOEIC講座を受けられることも出来ます。TOEIC満点講師やブロガーも多く、これだけTOEIC研究が進んでいる国も少ないのでは。これらのノウハウや教材を徹底的に活用することで効率的に点数アップすることが出来ます。
キャリアアップの他にTOEICが有用な2つの理由
ビジネスシーンに使える表現を覚えることが出来る
TOEICは、リスニング、リーディングともにEメールやチャット、手紙のやりとりや日常会話が問題になっています。したがって、TOEICの学習を通じて、ビジネスシーンで使える表現やルールを覚えることが出来るのです。金融機関で出世やキャリアアップを求めるほど、英語を使って仕事をする機会が増えてきます。その時に困らないよう、入社前や入社後の早い段階でTOEIC900点を達成して、仕事で使える表現を覚えてしまいましょう。
CFAやUSCPA等の難関資格への挑戦するための基礎力になる
TOEICの対策として多くの問題をこなしているうちに英文を読む際の正確性やスピードが上がります。将来的に、CFA(米国証券アナリスト)、USCPA(米国公認会計士)等の国際的な難関資格への挑戦に向けた基礎力を養うことが出来ます。語学は継続しないと確実にレベルダウンしますので、TOEICを定期的に受けて英語の読む力・聞く力を一定レベルに保っておくことは、非常に有用です。
尚、CFAの勉強法に興味がある方は、過去の記事「CFA(米国証券アナリスト)」を参考にしてください。